フラットマシン
ベース車両のスーパー2シャーシをフラット専用マシンに改造します。
フラットのレースではとにかく速く走ることが重要になります。
初級者レーサーでもできる簡単セッティングを紹介します。
ライトチューンからの変更点は
ベアリングローラー(830、2段アルミローラー)
FRPマルチワイドリヤステー
スーパーX・XXカーボン大径ナローホイール&バレルタイヤ
ハイパーダッシュ2モーター
超速ギヤ
1.4mm中空プロペラシャフト
フロントローラーは
左前 830ベアリング 右前 2段アルミローラーセット(8-9mm)
リヤローラーは
全部 830ベアリング
フラットマシンだとこのローラーセッティングが鉄板になりました。
右前の2段アルミは(12-13mm)でもいいのですが、S2シャーシのバンパー形状から(8-9mm)を選択しました。
X用ホイールでトレッド幅を狭くする事と、バレルタイヤで地面との設置面を減らしてコーナー減速をおさえます。
カーボンホイールは硬いのですがヌメっとしてすぐ抜けます。
なので、100円ショップセリアで買った棒ヤスリでドライブシャフトの先端の方に斜めに傷をつけます。
これによって若干抜けづらくはなりますが、ぶっちゃけ不安でした。
定番のホイール貫通があるのですが、ピンバイスなどが必要になるので今回は非貫通でいきます。
60mm中空ドライブシャフトを使えば締まるので抜けづらくなります。
次に軸受けについて。
軸受けは速く走るのにかなり重要な部分になります。
AOパーツの620ベアリングが軸受けには最適なのですが、横幅が厚い分 ホイールの刺さりが甘くなるため今回は使いません。
画像の軸受けはARシャーシに付属の低摩擦軸受けですが、今回はコレを使用してます。
大会で実戦投入して使った感じではかなり優秀でした。
このパーツは単体販売されてませんがミニ四駆を取り扱ってるホビーショップでARシャーシのAパーツ(336円)で注文可能。
ちなみにグレードアップパーツの丸穴ボールベアリング、六角穴ボールベアリングはガタが大きいのでフラットには向きません。
駆動系はこんな感じです。
特別な事は何もせずに超速ギヤと中空プロペラシャフトをつけただけです。
ダッシュ2モーターには南進駆郎のシールw
超速ギヤの中の空洞には低摩擦軸受けを入れています。
フロントのローラー下にアンダースタビがついてます。
実はフラットのレースにおいて絶対というほど必要になるのがフロントのアンダースタビです。
どうして、こんな物が必要になるか?
それはフラットの唯一の鬼門といってもいいレーンチェンジをこえるためです。
レーンチェンジの挙動は文章にするのが難しいのですが。
車体が浮いた上体になり、それを6個のローラー&スタビで制御しているのです。
詳しく知りたい方はムスカ研究所スタッフに聞いてみてください。
そして、830や9ミリに使える小径スタビってグレードアップパーツではでてません。
なので、AOパーツにクラウンギヤを買ってニッパーで歯を落として軸だけにして使ったりというやり方になります。
今回採用したのがコレ
VSシャーシやスーパーXシャーシに付属してくるリヤステーの取り付け穴の部分です。
ニッパーでぶった切ってヤスリで磨けば小径スタビの完成です。
ムスカ研究所スタッフはこのリヤステーはたくさん持ってるはずなので必要な時に声かけてもらえば喜んでプレゼントしますw
最後にこの写真
左フロントに何かついてるのわかるかな?
フラットで重要なコレ。
あえて、ここに関しては書きません。
質問があれば掲示板でお願いします!!
こんな感じで簡単フラットマシンは完成です。
次回はTTに行く前にフラットマシンの状態でのホイール貫通などステップアップ編になります。